税理士として思う事 ≪融資について≫
2025年06月20日
日本政策金融公庫の税理士向け説明会に行ってきました。

融資審査の一番のポイントは・・・・。
「謙虚であること」ですって。
深い重みのある的確な表現と思いました。
その他、一部をご紹介すると、
・必要とする資金の3分の1は自己資金を用意する
・自己資金は預貯金であること(タンス預金不可)
・クレジットカード引き落としで事故ってるとNG
・代表者への貸付金はNG(経費を資産計上している可能性)
・美容院、飲食店など立地が売上に大きく影響する業種は物件情報
・内装、設備費用などの見積り(総額)
・申告書3年分(税理士が作成した申告書の方が信頼度高い)
・経営計画書(資金繰りも)
税理士関与の場合は、実地調査が省略され融資までの日数が短縮できたり、その他優遇があります。
(税理士配布用の豪華なクリアファイルがあるくらいなので、公庫としては税理士関与の方が対応が楽なんでしょうね。)

田川税理士法人は経済産業省の認定経営革新等支援機関で、起業支援も行っております。
弊社では事業形態にもよりますが「必要資金の3分の1の自己資金を用意する」ではなく「必要資金のほぼ全額を用意して、そのお金を使っちゃったら手持ちがなくなるので融資を受ける」ということをオススメしています。