スキー準備! ビンディング編
2022年12月28日
スキーブーツとスキー板をくっつけている金具をビンディングというのですが適正に調整できていますか?
スキー板を買った時のまま一度も調整していない方は、ほぼ間違いなく適正ではないです。
ビンディングに一定以上の負荷がかかった場合にスキー板が外れる構造になっているのですが、その度合いを「解放値」といって高いほど外れにくく、低いほど外れやすくなります。
ビンディングの調整には「S-B-B認定整備技術者証」を持つ技術者が調整を行う必要があるのですが・・・。

税理士でS-B-B認定整備技術者証を持ってるの、たぶん、おそらく、タガワだけじゃないかなぁ・・・。
ご参考まで、S-B-Bは、スキー・ビンディング・ブーツの略です。
ビンディングの調整は、体重/身長/ブーツ長/スキーヤーレベル/年齢によってチャート表を基に「解放値」を決定します。成人の場合、身長はそんなに変わらないと思いますが体重と年齢は変化します。スキーブーツ買い替えたらブーツの長さ変わりますし、スキーヤーレベルも変わります。そうです! 毎年、シーズン前に確認する必要があるんです!

チャート表はこんな感じです。
解放値は誤判定防止のため公表できませんので、税理士らしく税務便覧で隠しました。
解放値は、体重/身長/ブーツ長/スキーヤーレベル/年齢 から正確に判断し、ビンディングが正しく作動するように調整・確認を行う必要があります。資格だけでなくそれなりの経験も必要です。絶対にご自身で調整せず、スキーショップ等の専門店やスキースクールで調整を行ってもらってから安全にスキーを楽しみましょう!
ビンディング以外にも安全をチェックして、安全にスキーを楽しみましょう!
