スキー準備! スキー板編
2022年12月25日
シーズン終わる時はスキー板を水洗いして十分に乾燥させてビンディング解放させて保管する程度です・・・。
ということで、シーズンインの準備はホットワクシングから! になります。

スキー板専用のアイロンがあった方がいいですが、不要になった家庭用アイロンがあれば家庭用でも十分です。(※自己責任でお願いします。特に温度の上がりすぎにご注意下さい。)
ホットワクシングの方法は色々ありますが、スキーインストラクターが通常行っている方法と用具をご紹介させていただきます。
ビンディングの「流れ止め」の固定用具が販売されていますが紐や電線で十分です。
スキー板を乗せる作業台ですがご覧の通り発泡スチロールで十分です。発泡スチロールはスキー板が滑らないし軽いしタダだしこれで十分です。

今回はベース用ワックスを塗ってから滑走用ワックスを塗る手順で行います。
まずはアイロンでワックスを溶かしてスキー板に垂らしていきます。

スキー板に垂らしたらアイロンでゆっくり溶かして滑走面全体に浸透させます。
昔は余分なワックスを削り落としてましたが、削ったワックスが散らかるのと、さらに浸透させたいのもあって専用のペーパーを使っています。熱に強いタイプのクッキングペーパーでも代用可能です。

ワックスをふき取ると滑走面をブラッシングします。テカッ!と黒光りすると完成です。

ホットワクシングのビフォー・アフターを比較すると全然違うことが良く分かります。

左がホットワクシング前で、右がホットワクシング後です。
インストラクターは通常、丸3日程度滑走したらホットワクシングしています。
レッスンが午前だけだったり、違う板に乗ったり、スノーボードの日もありますので、ホットワクシングの頻度としては週に1回程度という感じです。
慣れると15分程度で作業できますので、軽い気持ちでホットワクシングにチャレンジされてはいかがでしょか。