交通事故と保険の勉強会に参加しました
2017年12月18日
いつもFP WAVEという
ファイナンシャルプランナーのスタディグループに
参加させていただいています。
一昨日は、グランフロントにて勉強会。
FP WAVEメンバーの
佐々木達憲弁護士(京都市役所前法律事務所)による講義でした。
『交通事故の実務を知る
~保険会社側の弁護士が打ち明ける交通事故と保険の関わり~』
についてというテーマです。
交通事故の警察対応や示談、保険金請求、裁判などについて、
いかに被害者有利な結果を残すか、
弁護士先生ならではの
具体的かつ実務的な知識とノウハウが満載で大変勉強になりました。
「交通事故の示談なら、弁護士に依頼しなくても自分でできる」
と、ご自身で動かれることも多いかもしませんが、
弁護士費用を大きく上回る逸失利益が生じるケースも多いようです。
例えば、慰謝料の単価については、
保険会社の定める基準(低い単価)と裁判所が定める基準(高い単価)があり、
ご自身で動かれると保険会社の定める基準での支払いとなってしまいますが
弁護士に依頼することで
「どうせ裁判になれば高い方で支払わなければならなくなるなら、
最初から高い方の基準で払う」
と、裁判所基準での支払いになるとのこと。
実際の事例では、弁護士を付ける前と後で、
後遺障害の慰謝料なら数十万円程度
通院慰謝料で100万円前後
死亡慰謝料では1000万円以上、慰謝料が増額されていました。
法務だけでなく税務にも共通することですが、
知らずに貰い損ねたお金、知らずに余分に払ったお金は
知らないままに損して終わってしまうことがほとんどなので、
「知る」「専門家に聞いてみる」機会は大事ですね。
お勉強の後は、ワイワイとお楽しみの懇親会。
今年のFP WAVE勉強会は最終回。
盛り上がりました!