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所長 田川隆司ブログ

税理士として思うこと。《個人か法人か、その前に。》

2018年06月11日

一般税務相談(顧問契約のない方の税務相談)の際に、「個人か法人かどちらがいいですか?」とよく質問されます。
私は「個人も法人も両方とも良い」と思っています。

 

税務申告は、難易度順に、
個人・白色申告
個人・青色申告(青色申告特別控除10万円)
個人・青色申告(青色申告特別控除65万円
法人・青色申告(通常、法人は青色申告)
税務的な問題だけではなく、労務、法務、企業の社会的責任という問題もクリアしなくてはなりません。
総合的に判断して、どのようにすることがご相談者にとって最も幸せかという事かを考えています。

 

近年、市販の会計ソフトで何のストレスもなく、税務申告まで行えるようになりました。
良い面としては、自ら帳簿をつけることで経営状況をリアルタイムに把握することができ、
確定申告期の大行列に並ぶことなく、申告書を提出できるようになりました。
また、租税に関する関心をお持ちいただけることも素晴らしいと思っています。。
悪い面としては、数字を並べるだけでも、申告書が出来上がってしまう事です。

 

私は基本が最も重要と考えています。

 

スポーツでいうと、
野球の場合、キャッチボール、ベースランニングに始まり、トスバッティング、ノック、試合形式へ。
サッカーで言うと、パス、ドリブル、リフティングに始まり、セットプレー、ミニゲーム。
スキーでいうと、プルークボーゲン、シュテム、パラレル、総合滑降というステップです。

 

現役スキーインストラクターとして思うことがあります。
スキーが上手くなりたかったら、スクールでボーゲンからやり直した方が、間違いなく早く上達します。

 

・経費になるもの、ならないもの
・売上、仕入の適切な計上時期
・棚卸(未成工事)の適切な計上
・源泉所得税の徴収、納付
・消費税の課税区分

 

これらの精査を行うことで、申告書の精度が向上します。
法人成りをお考えのご相談者様には、継続的な状況把握が必要なため、
田川税理士法人では顧問契約をおすすめしております。