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副所長 大村由美ブログ

相続の相談を誰にすべきか

2017年11月29日

 

ご家族が亡くなられ、
相続の手続きを進めるにあたって、
誰に相談すればよいか迷われる方も多いようです。

 

相続に関連する専門家として
よく相談相手の候補に挙がるのは、
主に税理士・司法書士・弁護士・行政書士ではないでしょうか。

 

税理士は、相続税の申告や節税対策の専門家です。
遺言書や遺産分割についても、
各相続人への金銭的な影響や税制優遇などの視点から
アドバイスができます。
主に、遺産が一定額以上あり、相続税の申告を要する場合に依頼が必要です。

 

司法書士は、不動産の相続登記や遺言書の検認、
相続放棄などの法務手続きの専門家です。
主に、亡くなられた方が不動産を所有されていた場合などに
依頼が必要になります。

 

弁護士は、相続人の間で遺産分割の話し合いがまとまらない場合や
他者との利害関係の調整、交渉や調停、裁判などを行う場合に
相談に乗ってもらったり、代理人として動いていただく法律の専門家です。
司法書士と同様に、遺言書の検認や相続放棄などの手続きも依頼できます。

 

相続の状況によっては、
これら複数の専門家に依頼する必要がありますが、
どのように相談すればよいのでしょうか。

 

結論から申し上げますと
相続人の方が「最も困っていること」「最も相談したいこと」の専門家にまず相談し、
その専門家から必要に応じて他の専門家を紹介してもらうことをおすすめします。

 

例えば、相続人同士で争いがある場合は、まず弁護士に相談に行かれ、
その弁護士から、必要に応じて税理士や司法書士を紹介してもらえば、
士業同士で連携して総合的な解決を図ってもらうことができます。

 

節税対策や相続税申告が最重要課題となるような相続では、
まず税理士に相談に行かれ、
必要に応じてその税理士を通じて他の専門家をを紹介してもらうことで
時間もコストも節約でき、全ての手続きを楽に進めることができます。

 

一般的に、相続人間に大きな争いのない場合は、
まずは税理士に一番に相談に行かれることをお薦めいたします。

 

私たち田川税理士法人では、
司法書士、弁護士、行政書士、不動産鑑定士、弁理士、土地家屋調査士、
公証人、ファイナンシャルプランナー、保険代理店、不動産メーカーなど
さまざまな専門家と協力し、それぞれのご家族のご相談内容に対応いたします。

 

相続について、誰に、何を、どう相談したらいいのか分からないような場合も、
お気軽に当事務所の初回無料税務相談をご利用ください。